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5月29日 また成都

 成都に28日予定時刻通り飛行機到着。ラサ空港ではすこし苛立ったが、「終わりよければ全てよし」。旅行会社の手配したドライバーがゆっくり、ゆっくりした運転で、「時間が心配だからもう少し飛ばせ」と云っても。英語通じず。「身振り雰囲気で少しスピードを出せ」と言うと、反対に制限速度が40kmの標識を示したり、警察があちこちで見張っていると返答してくる。「ほら、ぐづぐづしているから後ろの車が追い越して行ったじゃないか」と追い越した車を指さす。心持スピードを上げるドライバー。心を落着かせじっと耐える。相方のフランス人の方がもっと直接的にスピードを上げるよう文句を云う。彼はラサから成都までの切符の確認予約が不十分で、その意味も込めて1時間30分前には着いておきたいそうだ。ドライバーの気持ちも相方の気持ちも解る、私は空き空きの道路をのこのこ走るそのスピードに苛立つ。
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 出発50分前にラサ空港に着く。すでにアナンスで成都行きの客は搭乗ゲート前で待てと言っている。チェックインカウンターで座席券を受け取り出発ゲートに進む、例にもれず荷物検査、ここで娘がスペイン土産に買ってくれた十特ナイフが機内に持ち込めない。クレイムがつく。単純バカな私、「じゃあナイフだけ置いておく、このまま通せ」とごねる
冷静なフランス人、カウターに戻り、機内ではなくチェックインにしろと忠告してくれる。素直に従う。
 相方のフランス人、愉快で、機知に富んでいる。離婚歴があり、今2回目のロシアの美人妻との間に18になる娘がいる。娘さんのことを大変気にしているのが会話の中にたびたび出てくるので解る。「私にも2人の娘が居り、長女のほうが何を思ったのかこの4月より再度大学院に行き出した。2女はすでに働いている。基本はそれぞれの生活にはタッチしないで行こう。が、2人は私には気になる。勿論、妻の方がもっと気になる」。てな会話を交わす。
相方、突然ガイドに「カラフルな帽子、ボリビア土産だそうだ、をかぶり直し写真を撮ってくれ」とカメラを渡す。ガイド云われたままにカメラを構えシャターを押す構え、私もカメラを身構える。その瞬間、辺りを威圧するような疳高い声、「撮るのやめろ、そこの2人カメラで撮るな」公安警察の警告。公安警察をバックの写真を狙った。
また、ポタラ宮の2×1,5m程の絵、写真の様に美しい、露天商の親父やってきて、500を表示。相方、「高い」「お前値段示せ」相方、悠然と「1」。露天商、呆れて、両手で話にならないのジェスチャ^。が此処からが値交渉の始まり、色々数分やり取りし、最終120までまけさせる。
 明日早く、four girls mountains に向けて旅立つ。高山植物が咲いることを期待す。

by makinoichiro | 2010-07-27 15:09  

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